【あらすじ】
いつも平凡な女子高生の松沢由香。高校二年生で学級会長になった。そして、女の教師から、生徒会長へとなることを言われるが、反対してもしょうがないと思い、なるしかなかった。それから、一週間がたち、一人の相談者が来て、その子は成績が悪くってもバイトをさせてほしいというものだった。無理だと思う由香だけど、次の日に、職員室へと行くと、あっさり許可が出た。だって、その教師こそが、理事長だった。それを知らなかった由香は驚きを隠せなかった。そんなことで、相談が生徒会に殺到した。そして、いい生徒会へとなって、それを日記に書く。
今まで私は、みんなから信頼されていた。
それが一番私には、プレッシャーだった。
けれども、そのプレッシャーを感じないように演じていた。
ある日のこと。私は、生徒会長になった。
ここまでだとどんな内容なのかは理解できないだろうけど、私が生徒会長としての日常を簡単に書いたものなのだから。
でも、私は作者ではないのだけど、日記として描きたかったの。
☆
私の名前は、松沢由香。
高校二年生。現在、学級会長やってます。
そして、会長が認められたのか知らないけど、職員室でこんなことを言われた。
「あなたは、生徒会長になるべきよ」
と女の教師から言われた。
「でも、私はそんな上に立つような人間ではないので。それに、選挙なんかやりたくないです」
というのだけど、その教師はなんか私を生徒会長にしたいみたい。
だから、いろいろと提案してくる。
「じゃあ、選挙しなくてもいいじゃないの。ポスター作ってさ、この人でいい人は投票してねみたいなので……」
私はここまで言われてしまったら、やるしかないと思い、やるのだった。
生徒会長になったはいいけど、何をすればいいかわからなかった。
そして、いつも暇なのだから、ここにそんなことを書いてはだめだと思い、私は校則や活躍できる場を作るために、頑張ったのだ。
それから一週間が過ぎたごろだろうか。校則のことで生徒会室に来た子がいた。
その子は、星野真由美というらしいけど、相談内容が意外とねぇ。
その内容とは、
――バイトがしたいけど、申請しても、私の成績ではと思ったらしく。バイトをしていないらしい。それに、お金に余裕がないという。
だけど、この学校は私立。膨大な金額がつぎ込まれている。
それなのに、成績が悪いからといっても……。
それに、この学校は進学校だし。成績低くなるのはしょうがない。
それに、頑張っているのだったら、認めてあげてもいいと思う。
私は、ここでかけてみる。
職員会議にかけてもらうために。
私は次の日に、職員室へ行って、私を生徒会に入れた本人へと会いにいった。
「先生。こんなことを相談されたのですが……」
私が渡した書類を見ている。
「そんなことがあるのね。分かった。これは校則として認めましょう」
あっさりと決まってしまった。
これはこの教師の権力だ。
だって、この人は理事長だったのだから。
私はそこまでの人に認められたと思うと、なんかうれしかった。
それに、この活躍がよかったのか、いろいろと相談される相談室へと変貌。
よかったと思いながら、私は生徒会の仕事をする。
これが、私が書きたかった日記の内容である。
そして、私たち生徒会は、今まで以上にいい感じになって、教師からも認められる。いい生徒会へと変わっていったのだった。
そして、今もどこかで生徒を助けていることだろう。
私は、ペンを持って、日記にそう書くのだった。
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